サロンワークの質向上と生産性アップは、常に追求すべきテーマです。
特にヘアカラーやパーマ、縮毛矯正といったケミカル施術は、お客様の理想のデザインを叶える一方で、髪への負担も避けて通れません。
そこで重要となるのが「プレックス剤」の活用です。
これまでも様々なメーカーからプレックス剤が登場していますが、中には「効果を実感しにくい」 「工程が複雑で時間がかかる」 「カラーの染まりに影響が出る可能性がある」といった課題を感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
今回ご紹介するのは、そんな現場のリアルな声から生まれた、新しいプレックス剤「アプロ リペアコート」です。
目次
アプロ リペアコートの3つの大きなメリット
アプロ リペアコートが、従来のプレックス剤とは一線を画すポイントは以下の3つです。
- 効果実感度が高い
従来のプレックス剤の中には、長期的な使用で効果が出るタイプが多いですが、リペアコートは施術直後からお客様が効果を感じやすい、短期的な効果実感度の高さが特徴です。
これにより、お客様に感動を与えやすく、高いリピート率に繋がります。
実際、開発サロン様ではメニューオーダーの80%がリピートしています。 - 時間がかからない
複雑なブレンドや多段階の工程は一切不要。
1剤と2剤のシンプル設計なので、普段の施術プロセスに組み込みやすく、余計な時間をかけずに施術のクオリティを高めることができます。
サロンワークの効率化にも貢献します。 - 染まりに影響が出ない
酸性成分を使用していないため、カラー剤の染まりを妨げることなく安心してお使いいただけます。
さらに、「染色安定効果」によって、色持ちをアップさせる付加価値も提供可能です。
「ケミカル」と「天然」のハイブリッドが生む、内部・外部同時ケア
アプロ リペアコートの最大の特徴は、独自処方の「リカバリープレックス」 「ケミカル」と「天然」のハイブリッド処方です。
- リカバリープレックス
コハク酸、レブリン酸、そして特に注目の炭酸コゴミエキスを配合しています。
これらの成分が、ダメージによって切断されたS – S結合を架橋・補修し、毛髪内部から強度を高めます。
また、適度な収斂効果も期待できます。 - 補修成分・サプリ成分
活性ケラチン、加水分解シルク、そして開発メーカーが得意とする酵素であるWエンザイムなどを配合。
タンパク質の補給、毛髪損傷部の修復、毛髪の柔軟効果といった働きで、髪の内部と外部を同時にケアします。
栄養と補修成分の力で、柔らかさ、質感、手触りを向上させ、しなやかでツヤのある理想の髪へと導きます。
Wエンザイム(パパイン、ブロメライン)は、硬くなった毛髪タンパク質を酵素の力で柔らかくする効果があります。
アミノ酸と酵素の働きで、髪に栄養を与え、ハリコシと柔軟性をアップさせます。
さらに、マレイン酸コポリマーやミツロウがキューティクルを整え、ツヤとなめらかさを実現します。
注目成分「炭酸コゴミエキス」の驚くべき効果
リペアコートの核となる成分の一つが、天然由来の「炭酸コゴミエキス」です。
これは、ナノレベルの気泡を含んだ特殊な炭酸水でコゴミを抽出した成分で、唯一の植物由来の縮毛改善剤として知られています。
炭酸コゴミエキスに含まれるアミノ酸の一種、L – O – カフェオイルホモセリンが、タンパク質の結合強化を行います。
特に髪の主鎖部分にアプローチすることで、髪の歪みやうねりといった癖を内側から整え、緩和する効果が確認されています。
これは、他のプレックス剤にはない、リペアコートの最大の特徴であり、差別化ポイントとなります。
実際の施術事例では、1回のカラー施術でも癖が緩和される様子が確認されています。
また、炭酸コゴミエキスには浸透促進効果があります。
薬剤を髪の深部まで素早く浸透させ、内部で高分子化させて定着を促します。
これにより、キューティクルの収斂効果と合わせて、カラーの色持ちを大幅に向上させることができます。
さらに、活性酸素除去効果も特筆すべき点です。
カラーやパーマのアルカリ施術、あるいは日常生活(排気ガスや紫外線)で蓄積される活性酸素は、頭皮環境を荒らしたり、髪の浸透ムラや褪色の原因となります。
炭酸コゴミエキスは、これらの活性酸素を水に変えて除去し、頭皮や髪の環境を整えることで、薬剤の浸透力向上や色ムラ軽減にも繋がります。

また強度の回復効果によって根本の立ち上がりも感じられる。
どんな施術に、どんなお客様に使える?
リペアコートは、カラー、パーマ、縮毛矯正など、すべてのケミカル施術と組み合わせて使用可能です。
特に効果を実感していただきやすいのは、ハイダメージ毛、細毛、エイジング毛のお客様です。
繰り返しのカラーやブリーチ、パーマ・縮毛矯正でダメージが気になる髪、ハリコシがなくなってきたエイジング毛、アホ毛や毛先のパサつきが気になる髪に、分かりやすい弾力とツヤ、そして扱いやすい髪質を提供できます。
もちろん、ツヤに関してはどんな髪質の方でも効果が見られます。
近年の美容業界では、ブリーチを使ったハイトーンカラーから、ノーブリーチカラーやトーンダウンカラーの需要が増加しています。
ハイトーン時はダメージコンプレックスからプレックス剤を提案しやすかったものの、トーンダウンのお客様には提案しにくくなったと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、リペアコートは「色持ちアップ」や「癖の緩和」といった付加価値があるため、ダメージが少ないと感じているお客様にも自信を持って提案でき、客単価アップに繋げやすい商品です。
エイジング毛のお客様の「染まりにくい」 「色落ちしやすい」といったお悩みにも、染色安定効果が役立ちます。
PRODUCT

独自処方の「リカバリープレックス」(コハク酸・レブリン酸・炭酸コゴミエキス)と補修成分で質感向上を行い、毛髪の強度を高め表面を整えます。
カラーやパーマに対するケミカルダメージを軽減します。
コハク酸:髪内部のケア
レブリン酸:再生力向上
炭酸コゴミエキス:縮毛・クセの緩和

豊富なケア成分とW エンザイム(パパイン・ブロメライン)で、柔らかく扱いやすい髪へ導きます。
マレイン酸コポリマーやミツロウがキューティクルを整え、ツヤと滑らかさを毛髪に与えます。
アミノ酸 / Wエンザイム:髪内部のケア、柔軟性の向上
マレイン酸コポリマー / ミツロウ:表面のケア
1stと2ndの「マジックテープ」構造
施術後、1stはアニオン系( – )、2ndはカチオン系( + )となり、相互作用でしっかり定着。
内部と外部を補修し、満足感を向上。
使用方法・具体的な導入事例
アプロ リペアコートは、1剤を普段お使いのカラー剤やパーマ剤などに、5% ~ 20%を目安に添加し、2剤をインバスとして使用するシンプルな設計です。
放置時間などは通常通りで問題ありません。
施術後の熱処理は、さらなるツヤ向上やデザイン維持のために推奨されています。
お客様からは「カラーの色が綺麗に感じる」 「褪色しにくい」 「髪の広がりや癖が少なくなった」といった声が。
美容師様からは「カラーの色が綺麗に発色する」 「褪色防止提案で提案の幅が広がった」 「単価アップに助かる」 「アシスタントでも勧めやすい」といった声が寄せられています。
まとめ
アプロ リペアコートは、従来のプレックス剤の「効果実感」 「価格」 「工程」 「カラー阻害」といった課題を解決し、「効果実感の高さ」 「導入しやすい価格」 「シンプル設計」 「染まりへの影響なし」を実現しました。
加えて、他のプレックス剤にはない「染色安定」と特に「癖の緩和」という強力な付加価値を持っています。
これにより、ダメージケアだけでなく、お客様の髪質やデザインの悩みに応える幅広い提案が可能となり、サロンワークのクオリティアップ、顧客満足度向上、そして生産性アップに大きく貢献します。
アプロシリーズには、酸性領域の施術をサポートするアシッドシェイパー、酵素の力で髪を柔らかくするエンザイムプロ、ダメージレスな酸性ストレート・カール剤コンフォートエンザイムなどがありますが、この度リペアコートが新たに加わることで、さらに多様な髪のお悩みに対応できるようになります。
ぜひ、新しい武器となる「アプロ リペアコート」にご注目ください。