あの頃の
美しい髪を取り戻す
間違ったお手入れ、繰り返されるヘアカラー・パーマ、紫外線などによる外的刺激によって髪のすこやかさは日々失われ、ダメージが蓄積されていきます。
毎日のシャンプーとトリートメントによってやさしくケアしながらも本来のすこやかさを取り戻すことをコンセプトとした5種のヘアケアライン。
髪や地肌の状態に合わせて選べる5種で仕上がり感 思いのままに。
人が本来持つ「すこやかで美しい髪」をなるべく早く取り戻してほしい。
そんな想いが名前に込められています。
目次
CARE TECHNOLOGY
approach.1:肌へのやさしさ
美容師は、「手荒れ」が発生しやすい職業といわれています。
一方、大人女性は敏感肌や地肌トラブルに悩む人が加齢に伴い増えているといわれています。
シャンプーの「洗浄成分のやさしさ」が双方にとって重要であると考え、Re:>>>(リ:シリーズ)は生まれました。
- 植物由来の界面活性剤をブレンド(シャンプー)
3種類のボタニカル洗浄成分
サルフェート系洗浄成分フリーで、刺激の少ないボタニカル由来の洗浄成分を厳選。
自然由来の濃密でナチュラルな泡が、地肌と髪をやさしく洗浄します。
パッチテスト済※4、アレルギーテスト済※4
※4 すべての方にアレルギーや肌トラブルが起こらないということではありません。
泡のキメが細かくなり、コシが生まれることでへたれにくくサロンワークがしやすくなりました。
汚れを模した赤い液体を滴下すると、キメの細かい泡は10秒経過すると広範囲にわたり、汚れを簡単に吸い上げることができます。
approach.2:髪のツヤ
“見た目年齢”を左右する髪の輝き。
加齢に伴う「髪のパサつき」 「ツヤの低下」は、人の印象を左右する重要なファクター。
髪にツヤ感やまとまりがないとなんとなくボサボサに見えたり、老けて見えてしまう原因に。
- キューティクルダメージを補修しうるおいを留める(シャンプー)
モイストビタミンB
浸透力と定着力の高い作用を持つビタミンB5の誘導体。
髪の芯まで浸透し、キューティクルを整えうるおいを留めます。
- キューティクルをなめらかにし輝きを与える(トリートメント)
シャインビタミンC
ビタミンC誘導体のエモリエント成分。
うるおいを留め、見た目年齢に重要なツヤ感を育みます。
approach.3:すこやかさの持続性
髪を保護するものがなければすこやかさは失われます。
コロナウイルスの影響で、目に見えない有害なものが懸念される時代。
花粉・PM2.5などのエアポリューション(大気汚染物資)は、キューティクルに影響を与え、折角のツヤも台無しに。
やさしさを彩る4つのポイント
人に、髪に、美容師に、環境に
髪と肌へのやさしさ。
それは今やヘアケアにとって当たり前かもしれませんが、アジュバンはサロン専売品メーカーとして、創業当時からやさしさと向き合い、髪と肌を見つめ続けてまいりました。
2004年の発売からロングセラー商品として走り続け、これからもサロンワークとエンドユーザーのホームケアをそして取り巻く環境までをも支え続けて参ります。
Point.1:環境へのやさしさ
髪と地肌へのやさしさはもちろんのこと、環境ヘのやさしさも配慮した製品設計となっております。
- 環境に配慮した包装形態を採用
詰替用エコパックを採用し、プラスチックゴミの減容化に貢献します。
また直接ポンプノズルを刺し込むタイプの専用容器のため、簡単に詰替作業ができ、雑菌の繁殖を最低限に抑える設計となっております。
捨てる際のゴミ体積を約70%※削減 - シャンプー洗浄力のやさしさ
生分解性とは、土や川などの自然環境下にシャンプーを排出した際、微生物などによって無機物へと分解されることをいいます。
生分解性が高ければ、それだけ環境への負荷も低くなります。
持続可能な社会のために環境にも配慮し、シャンプー処方の一部は、外部機関にて生分解性を検査しております。
外部機関による生分解性試験にて約82%※と高い生分解性を確認。
※リ:シャンプーの値 - 持続可能な原料へのこだわり
製品に配合されている原料は、栽培から抽出方法にいたるまでの厳しい審査をクリアした、持続可能な自然由来原料をなるべく採用しています。
アップサイクル原料本来は廃棄されるはずの素材を再利用した成分。
オーガニック原料土壌への負荷がなく地球にやさしい成分。
Point.2:天然由来のやさしい香り
製品に賦香されている芳香成分は全て100%天然由来の香料を配合しております。
希少な天然精油も含めた香りでやさしさ溢れる癒しのバスタイム空間を演出します。
Point.3:景観のやさしさ
自然の恵みをたっぷり受けて育った植物由来成分をふんだんに配合したヘアケアブランド。
葉のオブジェは“人や環境にやさしい存在でありたい”という想いのシンボルとして、デザインの一部に採用されました。
ボトルを持つたびにゆらめき、最も美しく見える角度で浮かび上がります。
Point.4:やさしさのお約束
信頼性や安全性が求められている昨今。
自社研究所を持つアジュバンコスメジャパンだからこそ繊細な心で1つ1つの成分にも心を配った処方設計を実現します。
- 髪の等電点と同じ弱酸性処方
髪が一番安定し、傷みにくいとされている弱酸性処方です。 - 旧表示指定成分フリー
2001年4月薬事法改定以前から、表示が義務付けられていた102種類の成分は、配合していません。 - こだわりの天然由来成分
植物を原料とした天然由来成分を、可能な限り多く使用しています。 - 防腐剤など(パラベン・フェノキシエタノール)フリー
一部の保湿剤だけが持つ静菌効果で、うるおいとやさしさ溢れる処方設計を実現しました。 - 合成香料フリー
1滴1滴と時間をかけて生み出された天然香料を使用。 - 合成着色料フリー
人工的な着色はしていません。 - 鉱物油フリー
ミネラルオイルは使用していません。 - 植物由来洗浄成分のみでやさしく洗う
刺激の少ない界面活性剤を厳選し、シャンプーに洗浄成分として配合。 - 目の行き届いた自社処方
原料選定から安定性や効能効果試験を行うことで、安心と効果の両立を実現。 - アルコールフリー
エチルアルコールは使用していません。
やさしさにこだわったRe:>>> ブランドのすべてのシャンプーとトリートメントは第三者機関でパッチテスト・アレルギーテストを実施しています。
※すべての方にアレルギーや肌トラブルが起こらないということではありません。
- パッチテスト済※:製品を背中に塗布し、24時間後の状態を確認
- アレルギーテスト済:パッチテストを間隔を空けてヶ月以上数回繰り返し確認
※ Natural(シャンプー & トリートメント)のみ敏感肌の方によるパッチテストを実施しております。
Re:>>>(リ:)
髪本来の美しくなろうとする力に着目。
日々受ける髪のダメージをケアし、活き活きとした力強さを取り戻すために。
天然香料 ベルガモットの香り
芯から強い髪へと導き、複合的なダメージをケア
- 乾燥、うねり、ざらつきなどが気になる
- 加齢に伴いなんとなく髪質が変わってきた
- 複合的ダメージが気になる
地肌や髪に複合的な悩みを持つ現代女性
調査によると多くの女性が、地肌の悩みから髪の悩みまで複合的な悩みを持つことが分かっています。
日常的に使用するシャンプーやトリートメントは、洗い流して使う一時的なヘアケアであり、髪質を変える機能を持たせるには不向きのように思えますが、継続使用しやすい点や髪全体へ均等に行きわたらせることができるなどの強みもあり、毛髪表面や内部を確実に変えることができます。
加齢に伴う複合ダメージは毛髪の最小単位 α – ヘリックスに問題が!?
そのコルテックス領域の最小単位である繊維状ケラチンで、3つの特長があります。
- 独特な構造
独特ならせん状の構造を持ち、バネのような形です。
この独特な形状があるからこそ、しなやかで弾力のある髪となります。 - 水素結合で安定化
水素結合が形状を安定化させています。
水素結合が切れると、α – ヘリックスは形を保てなくなり、不均一化が起きてしまいます。 - α – ヘリックス同士を様々な結合がつなぎとめている
他のα – ヘリックス同士を水素、イオン、S – S結合がつなぎとめます。
α – ヘリックス内外の損傷により多くの複合的ダメージが発生
ファッションとしてパーマやヘアカラーなどを楽しむようになり、これらの化学処理が髪に損傷を与えることは知られていますが、日常生活においてもドライヤーやヘアアイロンの熱、さらには紫外線の影響で、髪は日々損傷を受けています。
- 加齢・ドライヤー・ヘアアイロンによるダメージ:不均一化
α – ヘリックスの独特な形状を支えている水素結合が熱ダメージにより切断され、形が保てなくなる。弾力の低下
毛先の広がり - 不均一化によるタンパク質変性:凝集(硬くなる)
熱ダメージなどにより構造が壊れ不均一化するとタンパク質の物性が変性してしまい、固まってしまう。髪のごわつき
- ケミカル処理・ドライヤー・ヘアアイロンによるダメージ:結合損傷
熱ダメージ・ケミカル処理・紫外線などにより、α – ヘリックス同士をつなぐ各種結合が切断されてしまう。髪のうねり
- α – ヘリックス外を補修するアミノ酸:クレアチン[毛髪補修]
アミノ酸の一種クレアチンは、損傷したイオン結合を補充することで、弱まった毛髪内部の張力(強度)を高め、うねりのない力強い髪へと導きます。 - α – ヘリックス内を補修する糖誘導体:プロヘリックス[毛髪補修]
α – ヘリックス内の水素結合を強化・補修することで、髪を硬くすることなく弱まった髪を内部から補修し、しなやかでまとまりのある髪へと導きます。
加齢に伴う複合ダメージには「保湿」 「補修」 「保護」が重要!
髪の複合的ダメージは加齢とともに現れやすくなります。
特に髪の乾燥・うねり・熱ダメージ・パサつきなどは、大人女性だけではなく20代の女性でもお悩みの上位にあがっています。
複合的な髪悩みには、「保湿」 「補修」 「保護」による3つのアプローチが必要です。
特に髪のダメージはうねりの原因にも
- 保湿
毛髪内部のうるおいに偏りがあると、うねりの原因となります。 - 補修
剥がれたキューティクルの隙間から湿気を吸収してしまいます。 - 保護
外的要因から髪を守らないと、湿度により部分的な膨張に。
- うるおいを適度に長時間保つ:トレハロース[保湿]
うるおいを適度に留め、長時間維持することに特化している糖由来成分です。
湿度に影響されにくい特性があります。 - キューティクルを補修:リピジュア®
CMC類似成分です。
キューティクル間CMCを補修し、乱れた表面を整え、うるおいに満ちた髪へと導きます。 - 熱を味方に被膜を形成:ヒートシルク
毛髪表面のダメージを選択的に補修。
ドライヤーなどの熱により結合し、被膜を形成することで毛髪強度をケアします。
Emissary(エミサリー)
地肌の環境にアプローチしたEmissary(エミサリー)。
すこやかな地肌環境を育み、ボリューム感のある髪へと育みます。
天然香料 ハイビスカスの香り
地肌トラブルをケアし、ボリューム感のある髪へ
- 地肌の皮脂トラブルが気になる方に
- 皮脂トラブルによる髪の悩みが気になる方に
- 髪のボリューム感が気になりだした方に
地肌トラブルに悩む女性は約4人に1人
調査によると約4人に1人が、何らかの地肌のトラブルを抱えており、その悩みは地肌のニオイ、乾燥、ベタつき、赤みなど様々あることが分かります。
地肌はTゾーンの約2倍の皮脂腺があり、皮脂分泌量も多い部位です。
過剰な皮脂は、ニオイや刺激の原因になることもあります。
皮脂による3大トラブル:皮膚常在菌と大きな関わりが…
- 脂性のフケ
皮脂は皮膚常在菌で悪玉菌の一種マラセチア菌の餌となり、増殖したマラセチア菌は地肌の刺激となる脂肪酸を排出します。
脂肪酸による刺激がターンオーバーを早め、地肌の細胞片が未熟なままごっそり剥がれることで脂性のフケが発生します。 - 炎症
皮脂は活性酸素や紫外線により酸化し、過酸化脂質に変わることで、地肌の炎症を誘発します。
また過酸化脂質は粘性があり、毛穴に詰まりやすく、こびりつくとなかなか取れない性質を持ちます。 - ニオイ
加齢に伴いパルミトレイン酸(脂肪酸)が、過酸化脂質や悪玉菌によって酸化・分解され、加齢臭の原因物質であるノネナールが発生。
ノネナール自体は古本のニオイに似ているといわれていますが、汗などのアンモニアが混ざると中高年特有のニオイに変わります。
地肌トラブルは髪にも影響する!?
地肌トラブルが多い方ほど皮脂量が多く、毛髪の強度やハリ・コシが弱いとされています。
すこやかな髪は、健康な地肌からとよくいわれますが、加齢に伴い髪のボリュームが気になる方は、皮脂による地肌トラブルに気を付ける必要があるともいえるでしょう。
皮脂による3大トラブル
脂性フケ・地肌の炎症・ニオイなどの皮脂による地肌トラブルは、皮膚常在菌と大きな関わりがあります。
特に加齢に伴うニオイは男性特有の悩みだと思われがちですが、男女ともに発生するといわれています。
- 脂性のフケ
悪玉菌(マラセチア菌)の増加。
肌を刺激する脂肪酸を排出。 - 炎症
過酸化脂質が地肌を刺激。
粘性が上がり、地肌にこびりつく。 - ニオイ
悪玉菌(黄色ブドウ球菌)と過酸化脂質により加齢臭を発生。
様々な菌が共生しバランスを保っています。
地肌にも肌同様に数百種類の皮膚常在菌がおり、肌に有用に働く「善玉菌(美肌菌)」、悪い働きをする「悪玉菌」、多い方の味方をする「日和見菌」の3つに大別できます。
- グルコオリゴ糖:保湿 / 整肌
スクロースとマルトースからつくられるオリゴ糖由来成分で、表皮ブドウ球菌にアプローチし、美肌菌(表皮ブドウ球菌)などの地肌フローラのバランスを整える成分です。
地肌フローラを改善することで、フケやかゆみを減らします。 - カピバイオーム:保湿 / 整肌
フランス産ラミナリアディギタータ由来のエキス、クロレラエキスなどからなり、海洋性のアミノ酸、糖類を含む成分です。
マラセチア菌にアプローチし、美肌菌(表皮ブドウ球菌)、日和見菌(アクネ菌)、悪玉菌(マラセチア菌)のバランスを整えます。
髪のボリューム感と深い関わりのあるS – S結合
髪には、アミノ酸同士を結びつけるS – S結合があります。
加齢によりハリコシや力強さの低下が起こる原因は、つなぎとめるS – S結合量が減ることで、アミノ酸が流出しやすくなり、これが毛髪密度の低下につながっています。
- 低分子成分でしなやかな髪へ:フォースアミノ酸
低分子のため、髪のすみずみまで浸透し小さなダメージホールを補修。 - 中分子成分でS – S結合を補充する:ケラチンPPT
アミノ酸をつなぎとめるS – S結合を持つPPT。
補充することでなめらかな質感へ。 - 高分子成分で自然な弾力感を与える:ハリコシPPT
高分子PPTが大きなダメージホールを補修。
傷んで弱くなる髪のハリコシを強化。
自然な弾力感を髪に与えます。
ブリーチ処理を行った毛束にEmissary(シャンプー & トリートメント)にて処理を行いました。
ドライ後の毛束をアクリル板の端に取り付けた写真となります。
Emissary Cleansing Gel(エミサリー クレンジングジェル)
ベタつき・ニオイのないクリアな地肌へ。
- ハリのある地肌へ:整肌
プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス - 肌荒れしがちな地肌にうるおいを与える:保湿 / 整肌
フランスラベンダーエキス、グリチルリチン酸2K
オウゴン根エキス、ゲンチアナ根エキス、ユキノシタエキス - 保湿成分ですこやかな地肌をサポート:保湿
水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸Na
Emissary Lotion(エミサリー ローション)
活き活きとうるおいに満ちた地肌環境へ。
- ハリのある地肌へ:整肌
プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス
ローヤルゼリーエキス
カミツレ花エキス - 女性らしいすこやかな髪へ:保湿 / 整肌
白ガウクルア根エキス(プエラリアミリフィカ根エキス) - 地肌フローラを整える:保湿 / 整肌
グルコオリゴ糖(α – グルカンオリゴサッカリドグルカンオリゴサッカリド) - 活き活きとしたうるおいをサポート:保湿 / 整肌
イガイグリコーゲン - 肌荒れしがちな地肌にうるおいを与える:保湿 / 整肌
グリチルリチン酸2K
フランスラベンダーエキス - 香気成分が地肌の不快臭に※>:保湿 / 香気
サトウキビエキス
※ マスキングにより
- 赤ガウクルア根:保湿 / 皮脂吸着
タイなどの熱帯地域に自生するマメ科の植物である、赤ガウクルアの根を抽出したエキスです。
うるおい与えながら、セルフマッサージとともに地肌に柔軟さを与えます。 - 赤ガウクルア根:保湿 / 皮脂吸着
リンドウ科センブリの全草から抽出されたエキスです。
地肌にうるおいを与えながら、セルフマッサージとともに硬くなった地肌をやわらげます。
Platinum(プラチナム)
あなたの表現力を支え続けるPlatinum(プラチナム)。
サロン施術やホームカラーなどによるケミカルダメージケアと、褪色抑制を同時に叶えます。
天然香料 オレンジの香り
ケミカルダメージと褪色抑制で、色彩と質感をいつまでも
- ハイダメージが気になる方に
- しっとりとしたまとまりが欲しい方に
- カラーの色持ちが気になる方に
ケミカルダメージの割合は増加傾向!? ヘアカラーをしている人は3人に1人以上
ケミカルダメージとは、サロンやホームケアでカラーやパーマなどの施術に使用する薬剤による髪へのダメージです。
特にサロンでのカラー施術は増加傾向にあり、ホームカラーも増加の一途をたどっています。
繰り返しカラーやパーマを施している髪ほど、強くダメージが加えられていき、髪のすこやかさは失われていきます。
カラーやパーマ処理後に残留アルカリ剤が髪に残っている場合も
一般的にヘアカラーやパーマ後は髪がアルカリ性に傾くため、施術後はpHは調整され弱酸性に近づきます。
それによりキューティクルは一時的に閉じるものの、残留アルカリ剤により再びキューティクルが開き、毛髪内部のタンパク質が流出してパサつき、ヘアカラーであれば褪色の原因となります。
残留アルカリ剤による3つのケミカルダメージ
- CMCの流出:乾燥、パサつき
CMC層とは毛髪内部の水分保持機能を持つ組織でキューティクル同士、コルテックス細胞同士を接着しています。
CMCβ層(油層)とその間に挟まれたCMCδ層(親水層)で構成しています。
脂質であCMCβ層は水分を抱え込んでいるため、髪の水分を保ち栄養分の流出も防いでいますが、ケミカルダメージによりCMCβ層の脂質が流出してしまいます。 - 18 – MEAの損失:ツヤの低下 、髪の絡まり
18 – MEAとはキューティクルの一番表面をおおっている脂質です。
人では髪のみに存在し、毛髪全体に占める割合は0.1%未満ですが、疎水性で摩擦を抑える性質を持ち、ツヤとなめらかな風合いを与えます。
アルカリ剤処理で容易に失われ、1回のヘアカラー処理で約80%が失われるとも。
ツヤがなくなり、髪が絡まりやすく、パサつきなどを感じるようになります。 - キューティクルの空洞化:髪のもろさ、手触りの悪化
キューティクルは多層構造になり、外側からエピ、エキソ、エンドキューティクルなどがあります。
一番外側のエピキューティクルはアルカリ性に強いですが、一番下のエンドキューティクルはやわらかく膨潤性があり、ケミカルダメージを受けやすい箇所ともいわれています。
パーマやカラーにより空洞化が起きることで、髪のもろさ、手触りの悪化の原因となります。
髪に潜む3つのケミカルダメージにアプローチ
カラーやパーマの施術に使用する薬剤による髪へのダメージ、また残留アルカリ剤が問題となり、3つのケミカルダメージが起こります。
CMCの流出、キューティクルのボイド、18 – MEAの損失などにより、髪はツヤがなくなり、切れ毛、パサつきなどが起きてしまいます。
ケミカルダメージは事前の予防と、ケミカル施術後のしっかりとしたケアが必要です。
ケミカルダメージから髪を守る
- CMCβ層(油層)を補修:マルチペプチド
CMC類似成分で、乱れたCMCをサポートすることでうるおいを留め、乾燥やパサつきを防ぎます。 - CMCδ層(親水層)を補修:浸透型※ヒアルロン酸※毛髪および角質層まで
平均分子量1万以下の浸透力に特化した低分子ヒアルロン酸。
カラーやダメージで失われたCMC層(親水層)を補修し、みずみずしい髪へと導きます。
- ヘアフラックス※トリートメントのみに配合
ケミカルダメージにより空いたキューティクルの隙間を補修し、ブリーチ後のビビり毛や、ストレートパーマによる毛髪損傷を防ぐ作用があります。
- ゼイン※トリートメントのみに配合
トウモロコシデンプン由来のエモリエント成分。
ケミカル施術で失われやすい毛髪表面の脂肪酸にアプローチし疑似18 – MEAとしてコーティング
します。
カラー剤の色相によって褪色の原因が違う
サロンでカラーをした時はきれいなのに、日にちが経つにつれて色の変化を感じたことはありませんか?
そもそも色相によって褪色の原因が違うため、アプローチ方法も異なります。
寒色系色素は、分子量が大きいため、髪の外に流出しにくい一方で、紫外線や熱で酸化や変質が起こります。
暖色系色素は分子量が小さく、シャンプーで流されやすい性質があります。
今の色彩がいつまでも続く
- グルコシルルチン:毛髪補修
紫外線による毛髪内部ダメージをケアする。
マメ科エンジュの蕾由来のルチンにグルコースを添加させた糖誘導体成分。
コルテックス部CMCまで浸透し、紫外線によるダメージを抑制し髪の色持ちを長続きさせます。
- ヒートプロテクト:毛髪保護
熱によるダメージを保護する。
植物由来のポリマーで、柔軟で均一な皮膜を形成します。
ヘアアイロンなどの熱から髪を保護し、強度を高めます。
Platinum Plus(プラチナム プラス)
残留アルカリ剤によるダメージをケアして美しい仕上がりをいつまでも。
トリートメントの代わりにプラチナム プラスの使用をおすすめします。
※ 1週間プラチナム プラスを使った後は、通常どおりトリートメントをご使用ください。
カラーやパーマ処理後は髪のpH値が高く、褪色やケミカルダメージの原因となります。
髪が一番安定し、傷みにくいとされているpH値へとすこやかに導きます。
- pH値を急に下げると・・・ケミカルダメージが蓄積
- pH値を下げないと・・・ヘアカラーの変色・過度な収斂
Natural(ナチュラル)
無香料・無着色。それはシンプルで研ぎ澄まされたやさしさ。
さっぱりとした使用感で、自然体な私らしさを表現する。
肌バリア機能にアプローチし、センシティブな肌にやさしさを
- 乾燥して肌がかさつく
- 季節の変わり目に肌荒れが気になる方に
- できるだけ肌には負担をかけたくない
敏感肌の女性が増加中!?
常に肌刺激を感じる女性や生活環境の影響を受けて定期的にまたは一時的に肌がゆらぐ女性は61%ほどと、敏感肌への自覚者が多いことが分かっています。
また敏感肌への自覚者のうち47%が、ここ数年で肌刺激が増えてきていることも分かっています。
すこやかな肌と敏感な肌の違いとは!?
肌の角質層は約0.02mmの非常に薄い層で、角層細胞とその角層細胞同士をつなぎとめる細胞間脂質があります。
また角層細胞の中には天然保湿因子(NMF)と呼ばれる肌のうるおいを留める成分があり、この細胞間脂質と天然保湿因子(NMF)の2つが、すこやかな肌にはなくてはならない存在です。
すこやかな肌と敏感な肌では、この2つの存在量が異なることが分かっています。
角層細胞がぐらつき、お肌のバリア機能は弱まり、外部刺激が入りやすい肌へ。
加齢や季節により、肌のうるおいやバリア機能は弱まってしまいます
皮膚中のセラミド量は、年々減少してしまうことが分かっています。
セラミドは50代になると20代の半分に減ってしまうといわれています。
肌のバリア機能に重要なセラミドとNMF
バリア機能が低い肌は乾燥しやすく、外的刺激を受けやすい状態です。
一方バリア機能が高い肌は、うるおいで満たされ、キメが整い、透明感のある肌となります。
細胞間脂質と角質層内NMFにアプローチし、外的刺激に負けない肌へと導きます。
- セラミド酵母エキス:保湿 / 整肌
エタノール発酵を行わずに抽出された酵母由来のエキスです。
ヒト型セラミド(3型・6型)を含んでいます。ヒト型セラミドとは
皮膚に存在するセラミドと似た構造をしているため、角質層に自然になじみよく浸透します。
老若男女問わず使えるシンプルさ
弱酸性で無香料、無着色、アルコールフリーで余計なものを極力なくしシンプルで堅実なモノづくりを行いました。
また肌への刺激となる成分を徹底的に排除し、厳選した成分のみで作られており、原料選定・製造工程において徹底した安心基準を設けています。
Cool(クール)
1日の地肌汚れと心の疲れを、スッキリと洗い流してくれるようなCool(クール)。
紫外線や乾燥によるダメージをケアし、うるおいのある髪へと導きます。
天然香料 ミントの香り
紫外線によるダメージをケアし、1年中すこやかさを髪にまとう
- 紫外線ダメージが気になる方に
- 気温による髪のベタつきが気になる方に
- 1年中スッキリとした地肌環境に
肌のUVケアは当たり前の時代に、髪のUVケアをしている女性は数%しかいない
シミや光老化などのトラブルを防ぐために、肌のUVケアは当たり前の時代になりました。
女性の多くが、夏場だけではなく一年を通してケアを行っているのにも関わらず、髪のUVケアを行っている女性はほんの数%。
肌のケアは万全でも、髪のケアはつい怠ってしまいがち…という人は多いのではないでしょうか。
すこやかな髪や地肌を保つためには、紫外線ケアは意外と重要です。
紫外線が髪に与える影響は肌の数倍
髪は体の中で最も高い部分にあり、他のどのパーツよりも太陽に近く、直接日光が当たりやすい箇所です。
そのため紫外線によるダメージは髪が一番影響を受けやすく、肌の数倍以上ともいわれています。
1年を通じて紫外線は降り注ぎ、油断はできない
紫外線にはUV – AとUV – Bの2種類があります。
UVケアといえば真夏に多く降り注ぐUV – Bの印象から夏をイメージしがちですが、実はUV – Aは紫外線量の95%以上を占め、一年中降り注いでいます。
そのため、夏だけではなく冬もケアが必要です。
- UV – A
1年中油断できない。
冬でも夏の半分程度。 - UV – B
4 ~ 9月に要注意。
冬は夏の1 / 5程度。
年々紫外線量が増加
日本では1990年以降、継続的に紫外線の観測を行っています。
その情報によれば、国内の紫外線量は長期的な増加傾向が見られます。
紫外線はキューティクルを傷つけている
1年中降り注ぐUV – A、夏に強く降り注ぐUV – Bは、キューティクルを傷つけてしまいます。
- キューティクルへの影響:ツヤの低下・手触りの悪化
UV – AとUV – Bは、毛髪表面のキューティクルを傷つけて、毛髪表面のリフトアップ(めくれ)の原因に。 - フリーラジカルの影響:枝毛・切れ毛
UV – AやUV – Bは、フリーラジカルというケラチン組織に影響を及ぼす不安定な分子が発生しやすく、S – S結合を切断してしまいます。
- ヒマワリ種子エキス:毛髪補修
ヒマワリは絶えず太陽光に向かって咲き続けるにも関わらず、突然変異が少ない植物とされています。
UV – Aによるキューティクルダメージをケアして、枝毛・切れ毛を防止します。 - ハス花エキス:毛髪補修
ポリフェノール類や植物性アルカロイドが多く含まれているハスの花から抽出された成分です。
UV – Bによるキューティクルダメージをケアして、ツヤのある髪へと導きます。
気温の上昇に伴い皮脂量は増加 夏場は髪のベタつきの原因に
皮脂量は環境温度の上昇とともに増加し、皮脂の流動性も高くなります。
地肌の皮脂が髪へ流れやすく、ベタつきの原因となります。
特に冬場は皮脂量が低下し、また流動性も低いため、地肌に皮脂が留まりやすく、地肌のベタつきや炎症トラブルの原因ともなります。
- フィチン酸:保湿 / 整肌
国産米のコメヌカから抽出された成分です。
皮脂のバランスを整えながら、保湿作用の両方を併せ持ち、さらっとした健康的な髪をサポート。
気温の上昇で気になる地肌や髪のベタつきをケアし、乾燥しがちな冬は地肌にうるおいを与えます。地肌の皮脂バランスを整えながら乾燥を防ぐ- 夏場:髪のベタつきを抑える
- 冬場:地肌にうるおいを与え乾燥を防ぐ
- 宇治茶エキス:保湿 / 整肌
昼に受けた紫外線による地肌ダメージは、夜に遅れてやってくる遅延型ダメージもあります。
国産の茶木から抽出された宇治茶エキスは、夜に遅れてやってくる紫外線ストレスにアプローチ。
うるおいを与えることで、昼に受けた紫外線ダメージをケアします。