目次
あなたはスマートフォンを使っていますか?
現在スマートフォンの普及率は平成26年度64.2%
平成22年度から比べるとプラス54.5%の伸びを見せています。
コーポレイトサイトに費用をかけている会社や店舗も多いと思いますが、どれくらいの人が閲覧していますか?
また、閲覧される施策や工夫をしていますか?
「ホームページを更新している時間がない」という理由から数か月そのままということも…。
また、「費用がないから自社でホームページを作れない」という店舗も多いでしょう。
こうした悩みを解決するためにSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用してみましょう。
お客様の本音
通勤・通学の途中にスマホで気楽に見られるページがあればいいな。
記録にきちんと残る形で予約できればうれしい。
若年層だけではない。高齢層もSNSを利用しています。
年代別のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)利用率を見てみましょう。
20~30代の利用が多いことはもちろんですが、今回注目すべきは40代・50代・60代の利用率の高さです。
Facebookに関しては3人に1人が利用しています。
店舗のSNS活用についてチェックしてみましょう
チェック項目
【チェック数 10】
積極的にSNSを活用していますね。この調子で頑張りましょう。
【チェック数 7~9】
チェックが付かなかったところを見直しましょう。SNSがもっと役立つものになるはずです。
【チェック数 6~3】
SNSの活用が役立つのは分かっていても活用しきれていないかも?チェックを増やすためにひとつずつ見直してみましょう。
【チェック数 2以下】
ライバル店舗に差をつけられているかも!? すぐにSNSを活用してみましょう。
データから見るSNSの現状
4大SNSの月間アクティブユーザー数比較
ユーザー数の推移
2015年11月時点 | 2016年11月時点 | 前年比 | |
---|---|---|---|
2,500万人 | 2,600万人 | 104% | |
3,500万人 | 4,000万人 | 114% | |
920万人 | 1,200万人 | 130% | |
LINE | 5,800万人 | 6,400万人 | 110% |
参照:in the loop
ユーザー数とアクティブ数
LINE | ||||
---|---|---|---|---|
ユーザー数 | 2,600万人 | 4,000万人 | 1,200万人 | 6,800万人 |
人口カバー率 | 20% | 31% | 9% | 54% |
アクティブ数 | 56.1% | 70.2% | 84.7% | 96.6% |
参照:http://www.bricoleur.co.jp/blog/archives/3420
ユーザーの男女比
LINE | ||||
---|---|---|---|---|
男性 | 53.9% | 48.4% | 39.4万人 | 46.4万人 |
女性 | 46.1% | 51.6% | 60.6% | 53.6% |
参照:http://www.bricoleur.co.jp/blog/archives/3420
Facebook:年代別利用者割合
Twitter:年代別利用者割合
Instagram:年代別利用者割合
LINE:年代別利用者割合
各SNSの特性に合わせた運用
人と人とのつながりを中心に設計されたコミュニケーションプラットフォーム。
各プラットフォームによって特徴が大きく異なるため、それぞれのプラットフォームに合わせたきめ細かい運用が必要。
※ソーシャルグラフ:ウェブ上でのリアルな人間関係の繋がり
※バーチャルグラフ:ウェブ上のアカウントのみのユーザー同士の繋がり
4大SNSの特色
主な特色 | 利用している年代や ビジネス利用での注意 |
|
---|---|---|
実名での利用が基本となっており、信頼性が高い。 ビジネス専門で使うページの作成が簡単にでき、また顧客の情報も得やすい。 |
年代を問わず利用者が多い。 発信力の高い顧客であれば日々の動きをタイムラインに上げているので顧客のニーズの変化なども把握しやすい。 ビジネスページを簡単に作成することができ、スマートフォンだけではなくパソコン・タブレットで閲覧する人も多い。 また訪問者数の確認や閲覧状況を見るページも充実しているのでホームページの代わりに利用することが可能。 |
|
匿名での利用が多い。 1回のツイートが140文字に限られている。 |
年代を問わず利用者が多いが匿名性が強く1回の発信が140文字であることからビジネスで使うには工夫が必要。 | |
Facebookから派生した主に画像を発信することに特化したSNS | 利用している年代は幅広く、クリエイティブな感覚を持っている人、写真を趣味としている人の利用が多い。 Facebookは実名での利用を推進しているがInstagramは匿名やニックネーム・ペンネームでの利用者が多い。 画像の加工もアプリ上でできるので、最新のスタイリングを魅力的に紹介したい時などにはぜひ利用すべき。 ただし、Facebookのようにアクティビティが充実していないのでFacebookとの併用がオススメ。 |
|
無料通信アプリとしては利用者がいちばん多い。タイムラインに情報を上げ日記のように使うこともできる。 別途費用はかかるがビジネスとしての利用でクーポンやスタンプの配布ができる。 |
若年層では6割を超える利用率。 設定や通信方法が簡単であることから高齢層も子供や孫の影響で利用する人が増えている。 通常のホームページのように使うには機能が足りないが、無料で通信ができるので予約に利用したり、店舗から来店のお誘いなどには効果的に使える。 |
店舗の場所、店舗の強み、スタッフの特色などお店によって活用方法は様々です。
どう使えばいちばん効果的かスタッフ全員で話し合ってみましょう。
今日からすぐに始められる簡単SNS活用
お店のFacebookページを作ってみよう
ますは基本となるページを作ってみましょう。
作成は簡単。
https://www.facebook.com/pages/create.php?ref_type=logout_gear
お店のLINE@アカウントを作ってみよう
http://at.line.me/jp/
アカウントはお客様がわかりやすく検索しやすいものにしましょう。
Instagramページを作ってみよう
https://help.instagram.com/478745558852511
ページを作ったらスタッフのオリジナル作品など画像をどんどんあげましょう。
Facebookと他のSNSを連携させよう
SNSはそれぞれのページと連携させることができます。
たとえばLINEを使って予約をした人が担当者のデザインをInstagramで見たり、Facebookでお得情報を探すなど使い方はお客様によって様々です。
各SNSを連携させてお客様がより便利に使えるようにしましょう。
お客様にSNSアカウントをお知らせする
ページを作っても見てもらわなければ意味がありません。
来店したお客様には積極的にお知らせしましょう。
名刺やショップカードにアカウントやQRコードを入れるのもオススメです。
お客様のアカウントを教えてもらおう
お客様の中には頻繁に発信している人もいるはずです。
また、お客様のページを見ることで生活スタイルなどを把握することもできます。
来店時にお客様に記入していただくカルテに「お得な情報や最新スタイルを優先的にご案内させていただきます」という一文をいれ、SNSアカウントの記入欄を追加しましょう。
SNSを活用する上での注意
SNSは活用方法によってはとても便利なツールですが注意点もあります。
- 氏名・住所・電話番号と同じく個人情報であるといことをスタッフ全員が認識し、取扱いには十分注意をする。
- SNS利用に使うパソコンやタブレット、スマートフォンはパスコードをかける。
また、パスコードは定期的に変更する。 - お客様には個人情報の取扱いについてきちんと説明するための文書を用意し、納得いただいた上でアカウントの記入をお願いする。
(これは氏名や住所・電話番号を取得する場合にも必要です)
上手に活用してお客様の心を掴みましょう!